産官学連携の抗疲労(疲労回復)プロジェクトにより発見!イミダペプチドとは?
欧米では早くから研究が進められていた疲労に関する問題ですが、
本格的に産官学連携による研究が始まったのが2003年のことです。
大阪市や、大阪市立大学、そして大手企業18社と
株式会社総合医科学研究所が連携して始まったのが
抗疲労(疲労回復)プロジェクトです。
これにより疲れの原因となる物質や、その体のメカニズムなどについて
細かく研究や解明が行われて、結果発見されたのがイミダペプチドです。
イミダペプチドは、渡り鳥が長期間飛び続けられることに着眼して、
そのスタミナが持続する仕組みや、疲労を回復できることに注目したものです。
疲労とは「細胞がさびた状態」のことです。
筋肉や脳の細胞が酸素を消費する際に活性酸素が発生し、
エネルギーを作り出せない状況になってしまいます。
さらには、細胞自体がさびて機能低下を招き、そのダメージの情報が
脳の中にある中枢に伝えられて、私たちは「疲れた」と
自覚することができるのです。
体をさびつかせるこの「悪玉酸素」の発生を抑えれば、
疲労しにくくなるとともに疲れからの回復も早まります。
そのために効果的になるのがイミダペプチドです。
活性酸素を抑え、そして抗酸化作用がとても高いことが証明されています。
食品の中では鶏の胸肉、そしてマグロなど、常に筋肉を使っているものには
イミダペプチドも多く含まれています。
特に筋肉の疲労回復には効果があることも分かっています。
食品の中では、6種の成分の大半に「抗酸化」作用があることがわかりました。
その中でも特に抗酸化効果が高いのがイミダペプチドです。
疲れた体の回復には間違いなく効果があり、そして
疲れをためないような体質へと変化することが出来るのです。
毎日の疲れは知らないうちにたまっていきます。
心身ともに疲れてしまうと、私たちの体には色々な危険信号が表れます。
そうなる前に、毎日のケアが必要になります。
イミダペプチドを充分とることは健康を維持するためにも重要になります。